エアドロップでアルトコイン相場が高騰する理由や原因とは?

エアドロップで親コインが高騰するって本当?

今仮想通貨の世界で話題沸騰中なのが、新規トークンのエアドロップです。実際にエアドロップで大儲けをした例を挙げますと、アルトコイン全体で時価総額5位に位置するEOS(イオス)が、2018年4月15日からEOSトークン保有者に対して保有数の75%にあたる新規トークン・eosDACをAirdropしました。これによってEOSトークンの市場価格が一気に高騰して、無料配布前の5倍も跳ね上がり、最高値を更新しています。その後利益確定の売りが頻発したことから、現在では元に戻った格好になってはいますが、この高騰によって大きな利益を得た方は少なくありません。

またイーサリアムのハードフォークから生まれたイーサクラシックが2018年3月にAirdropを実行すると公式発表しましたが、この時も2倍以上の上げ相場が見られました。このように上場されているアルトコインがAirdropを行う場合、一時的にせよ急騰・急落のチャートパターンを辿るのが一般的です。

無料配布された新規トークンは?

では、リリースされた新規トークンはどういった経路をたどっているのでしょうか?先のeosDACを例にチェックしてみますと、リリースポイントでは1EOSDAC/0.1USDを付けて、その後1か月間激しいアップダウンを繰り返しながらも、基本的には上昇トレンドをキープして、最高値の0.25USDを達成しています。その後同年の9月現在まではゆっくりと下降線をたどり、取引量を縮小させながら初値を大きく切り下げている最中です。

その他の無料配布コインも、それぞれにアップダウンの相場形成を取るものの、結果的には初値よりも下がってしまう傾向にあります。ただし、その原因はビットコインやイーサリアムといった大型のアルトコインが2017年末に急騰を見せ、そのまま急下落していったせいです。市場での取引総額の大きかったアルトコインは、ほぼすべてこの波にのまれて、急騰から急落をたどっています。ですから、それら人気ブランドのアルトコインからハードフォークされた新規コインや、無料配布されたコインも同様ということです。

Airdropによって無料コインを得るメリットとは?

無料配布で新規トークンをもらうこと自体に損はありません。株式投資経験者であれば、上場企業の株式分割や、上場前の関連会社の株式無料プレゼントなどの経験があるはずです。そのまま上場しないで消えてしまう株式もあれば、上場して大きく価値を上げるものもあって、基本的には持っているだけで儲けのチャンスとなります。これと同じ理由で、無料配布のコインを保持しておくメリットはあるのです。

また、アルトコインが無料配布をする目的は、高騰目当ての購入者を集める事があります。それによって通貨の普及や価値を高められるからです。もちろん運営側としては、その後も積極的に普及活動に取り組むのは確かです。やがて基本通貨がアルトコインへと取って変わる時に、無料配布で貰ったトークンが生き残っている可能性もありますし、そういった可能性を秘めているトークンであれば、投資家が目を付けて上げ相場を仕掛けてくる可能性も高いでしょう。

エアドロップを狙った仕手投資家の動きに注意

上場済みアルトコインのAirdropは、世界中の投資家が注目をしています。その為の情報操作や煽りを行う仕手集団がいる事も確かです。いわゆる草コインでも彼等の手に掛かれば大化けして、100倍・200倍の急高騰・急下落をすることがあります。ですが、こういったアクションにと惑わされないようにしなくてはいけません。

他のマーケットと同様にセオリーはありませんが、数倍もの高騰を見せた時はその場でいったん半分以上を売って、ポジション調整をしておくと無難です。少なくとも売却した分は利益として確保できますし、また相場が落ち着いてから買い戻せばトータルの保有数を維持できるでしょう。

アルトコインの相場はまだ歴史が浅いために、投資家にとっては大きなギャンブルが実践できる荒れ相場をキープしています。ビットコインが初値から何百万倍もの上げ相場を展開したのを始め、第二世代のイーサリアムやリップル、ライトコインなども軒並み大相場を立てては、大下落をするといった荒っぽい価格変動を繰り返しています。決して株式や為替やデリバティブの相場では得られないボラティリティを発揮し続けていることから、当面は価格の乱高下が避けられません。

公式発信情報からのAirdropだけを狙う

AirdropによるSCAM(詐欺)が横行している事実があります。実は無料配布を受ける際に、個人のウォレットの個人情報の提示が必要になります。アルトコイン投資家の情報は各業界で高値売買がなされているとされています。また悪質な場合はパスワード(秘密キー)の入力を要求する場合もあり、プライバシー保護が肝心となってきます。そこで公式サイトで発表されているAirdropだけ利用するべきです。自分の財産は自分で守るのが仮想通貨相場の鉄則です。




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