Bitfinex(ビットフィネックス)

ビットフィネックス「資金が底をつきかけている」「ポンジスキーム(詐欺)なのでは」との予測

11日、香港の仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)が、法定通貨の引き出しを頻繁に行うユーザーに対して高い手数料を課す事を決定した。この決定は即日有効となるとしている。これに対し市場は「資金が底をつきかけている」「ポンジスキーム(詐欺)なのでは」と言う声も多い。

1.30日間で2回以上の法定通貨の引き出しを行う場合

2.30日間で合計100万ドル以上の法定通貨を引き出しを行う場合

このどちらかに当てはまる場合、その取引に対して3%の手数料を課すとしている。仮想通貨引き出しに対しては1.5%の手数料としているので、いかに現金を引き出されたくないかが分かる。日本の大手取引所で見るとビットフライヤーの場合、日本円での出金手数料は3万円未満の場合216~540円、3万円以上の場合、432~756円となっている。これと比べるとかなり高額になる事が分かる。

高額なのはともかくビットフィネックスの悪質な所は、この発表と同時に即日有効となる点。何の猶予も無くいきなり引き出し手数料を引き上げた行為は、あまりに一方的なやり方だ。

 

テザー社とビットフィネックスが常に悪評が付きまとっている

この様な行為以外にも、テザー社とビットフィネックスの経営トップが同じ人物である事や、USDとのステーブルコインであるテザーだが、テザー発行分のUSDを保有せず担保出来ていない可能性がある事など、悪い評判は尽きない。

先月、プエルトリコのNoble Bank International(ノーブルバンク)はTether(テザー/USDT)やビットフィネックスとの関係を解消し、身売りを検討しているとブルームバーグが報じた。

ノーブルバンクについてはテザー社のリザーブ銀行だとされてきた。この銀行が経営不振に陥り買収先を探しているとの報道から、ビットフィネックスも債務超過にあるのではという報道もあったが、それに対し否定する声明を出していた。

ビットフィネックスウォッチャーのツイッターアカウントで、テザーを含めて詐欺性を以前から指摘している「Bitfinex’ed」は「ポンジスキームが失敗した時の最初の動きは、引き出しを阻止する事です。この場合、ビットフィネックスは3%を要求する事によって、法定通貨の引き出しをお勧めしない。それを行う唯一の理由は、資金が失われている為です。引き出し手数料は時間の経過と共に上昇する可能性が高い」とツイート。

 

テザーの大幅下落と自社ウォレットから破棄に対する推測

先月、1ドル固定されているテザーが大幅下落したのには幾つかの理由が推測されていた。

1.不透明な運営のテザーから自主規制を行い透明性を確保しているジェミニドルなどに資金が移っている

2.仮想通貨価格が全体的に安くなっているので仕込む為の資金確保にテザーを売却している

3.ノーブルバンクに関連しテザーの信頼性が揺らいだ

価格が大幅に下落した後にテザー社が取った行動は5億USDTを自社ウォレットから破棄した。この理由としても幾つかの憶測がされていた。

1.1ドル固定のステーブルコインとして正当性を守る為に最後の手段として資金を移動させた

2.価格が安かった為に、今後再度テザーとUSDを両替する時の為に買い戻した

3.噂されている疑惑が本当の為、テザーを消滅させる段階になった

 

これらと今回の案件をまとめて見ると、テザーとビットフィネックスはかなり危ない段階に来ているのではないかと思いたくなる。




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