中国のネットカフェがハッキングされSiacoinをマイニング

中国のネットカフェがハッキングされSiacoinをマイニング

あるハッカーグループが中国のコンピューター保守会社と結託して、インターネットカフェが所有するコンピューターをハッキングして仮想通貨のマイニングを行っていた。

ソース:杭州網

地元杭州市の杭州網の報道によると、浙江省瑞安市の警察が昨年7月から中国30都市のインターネットカフェで10万台以上のPCをハッキングして500万元(約8500万円)相当の仮想通貨をマイニングしたとして容疑者を逮捕した。

ハッカーグループはSiacoin(シアコイン)をマイニングする為に、ネットカフェのPCにマルウェアを埋め込むのを手伝う保守会社の為にマルウェアを開発。

シアコインはPCのストレージの空き容量をブロックチェーンの技術を使って貸し出せるような仕組みを構築する暗号通貨で、ストレージが必要な企業と余っている個人の取引を行う為に作られたコインなので、ストレージを持て余しているであろうネットカフェのPCは最適だったと思われる。

ただ本来は貸し出したネットカフェ側に報酬を支払う所だが、ネットカフェ側には内緒でマイニングを行っているので、報酬はハッカーと保守会社で分けられていた。

この問題は2017年7月に瑞安市のネットカフェがPCが極端に遅くなっている事に気づき、再起動後もCPU使用率が70%に達していた事から発覚した。この影響を受けていた機関のネットカフェの電気代は大幅に増えており、オーナーが警察に相談していた。

瑞安市の殆どのネットカフェの保守作業は、同じコンピューター保守会社が請け負っていた為に、警察は8月に同社のCEOを逮捕し、後にハッカーに関する情報を明らかにした。

現在の所、このマルウェアは中国30都市以上に広がっており、中国国内の100を超えるコンピューター保守会社が関与しているとされている為に、調査は進行中だそうだ。




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