icoで投資をするならハードキャップに注意!ハードキャップとは?

ハードキャップとは?そもそもどんな仕組みなのか?

icoに投資をするなら知っておきたいものとして、ハードキャップがあります。これはマックスキャップとも呼ばれており、そのプロジェクトにおける資金調達の上限になります。

プロジェクトが軌道に乗るまでは一定以上の金額を調達する必要はありますが、どこまで資金を集めるのかどうかも設定されているのです。そしてこの上限に達してしまうとどうなるのかという話になりますが、これはそのプロジェクトが終了することを意味しています。

こうなってしまうと新たにトークンを購入することはできず、そのプロジェクトへの投資ができなくなってしまうのです。この部分だけを見ると良い意味には取れないかもしれません。しかし出資者の協力が必要だったプロジェクトが無事に軌道へ乗り、新しいプロジェクトが始まることになります。つまりこれは、良い意味での終了なのです。

人気のプロジェクトはすぐに終了する

資金調達の上限に達するとプロジェクトは終了してしまいますが、これは資金を集める側からすればとても嬉しいことです。しかしそのプロジェクトに出資をしたいと思っている人にとっては残念な結果になります。

人気のあるプロジェクトになると、開始からわずか数時間で上限に到達してしまうこともあります。中には1分にも満たない時間で数十億円を集めてしまったケースもあるので、情報伝達の早さと投資家の行動の早さには驚かされます。

ほかにも上限が最初から低く設定されているプロジェクトの場合も、気づいたときには終了していることがあるので注意してください。後からこのプロジェクトに投資をしたかったと思っても、終了しているものが再開されることはありません。

世の中には数多くのプロジェクトが誕生して、知らないうちに終了をしていることもよくあります。もちろんこのようなプロジェクトばかりではありませんが、せっかくよい投資対象を見つけても購入を迷っている内に終了してしまうこともあるので注意してください。時には思い切った決断が必要になるときもあります。

人気があるプロジェクトなら激戦区になりますが、あまり注目されていない場合は途中で力尽きてしまうこともあるので、ほどよいバランスを見極める必要があるのです。

もうひとつの基準であるソフトキャップ

ハードキャップに対してソフトキャップというものもあります。これはそのプロジェクトを続けるために最低限必要な金額が設定されたもので、定められた期間内にソフトキャップ以下しかお金が集まらなければ、悪い意味でプロジェクトは終了してしまいます。

いくらそのプロジェクトに協力してくれる人がいたとしても、必要最低限の金額を集められなければ続けることはできません。ただしこの場合は、出資した分を返金してくれるので、一方的にお金を損することはありません。

ただし世の中には詐欺目的で造られているプロジェクトもあり、返金されることなくプロジェクトが終了してしまうこともあります。このようなこともあるので、実際に投資をする際には安心して出資をできるものなのかどうかをチェックする必要があるのです。

ちなみにこのソフトキャップですが、上限調達額の10%に設定されていることが多いです。実際には市場の状況を見た上で少し低めに設定されています。あまり高く設定してしまうとソフトキャップへの到達が難しいと判断され、集まるはずのお金が集まらなくなってしまうこともあるのです。

投資ではなく寄付と考えること

詐欺行為を目的としたプロジェクトもありますが、運営元によっては最初から返金をしないことが前提になっている場合もあります。これは実際にその運営元の性質によって異なるものですが、投資というよりも寄付という意味で考えられていることが多いため、お金が戻ってこなくても泣き寝入りをする結果で終わってしまうことが多いのです。

これまでに紹介をした例では極端な話も含まれており、すぐには終わらず時間をかけて資金を調達しているプロジェクトもたくさんあります。しかしicoのプロジェクトの実に90%近くが、1年以内にプロジェクトを終了しているというデータもあるので決して楽観視はできません。

この終了には早期にお金が集まってしまった場合もあれば、ソフトキャップを達成できずに終わってしまったもの、さらには開発者が途中でやる気を失ってしまったものもあります。

資金調達を呼びかけておいて途中でやる気をなくしてしまうと言うのは言語道断に思えるかもしれませんが、ライバルがもっと優れたものを世に出してしまったためこれ以上続ける必要がないと判断されることもあるのです。

あまり重要な要素には見えないかもしれませんが、その意味を知ることで投資の際の基準になる要素はたくさんあります。上限が設定されることによって生じるメリットやデメリットもあるので気をつけてください。特にプロジェクトが継続されるのか終了されるのかという部分に関わってくる要素については、しっかりとチェックをしておきましょう。




関連記事一覧