スイス証券取引所がAmun社の仮想通貨ETPを上場決定

スイス証券取引所がAmun社の仮想通貨ETPを上場決定

スイス規制当局が認可した、Amun社によって提供される仮想通貨ETP(上場投資商品)「Amun Crypto Basket Index(HODL5)」の上場をスイス証券取引所(SIX Swiss Exchange)が決定した。

HODL5の内訳はBitcoin(BTC)48.13%、Ripple(XRP)29%、Ethereum(ETH)16.9%、Bitcoin cash ABC(BCH)3.74%、Litecoin(LTC)2.74%となっている。大半の仮想通貨の財務状況を追跡し、2050年の時価総額に基づいて計算し、毎月再調整するとしている。

また、Tether(USDT)の様なステーブルコイン、Monero、zCash等の匿名性の高い物、十分な流動性が無い物、評判の悪い取引所で取引されている物、上場して6ヶ月以内の物は対象にしない。

AmuのCEOで共同設立者のHany Rashwan(ハニー・ラシュワン)氏は「投資家が広く利用している伝統的な為替商品で要求されているのと同じ基準を満たす」と述べ、更に「規制の為に仮想通貨取引に参加できない個人投資家もアクセス出来る様になる」とした。

ETPは、商品に基づいて評価される証券取引所で取引されるデリバティブ投資商品の承認となり画期的な出来事となった。米国米国証券取引委員会(SEC)では慎重な審査がされており、現在までに申請された物は全て却下されているが、この動きがSECへ直接影響する可能性は低い。ETPは既にGrayscale InvestmentのBitcoin Investment Trust(ビットコイン・インベストメント・トラスト)が米国では存在している。グレースケール出資のオープンエンド型グランター・トラストでビットコインのみを対象とした初の証券。

7月にSECはウィンクルボス兄弟が運営するジェミニのETFを、「詐欺や相場操縦」が多く仮想通貨取引所がETFを扱える程に成熟していないと言う理由で申請を却下した。

8月にもProShares等から8種類のETFが申請されたが同様の理由と共に、先物市場がBTCベース価格を提供するのに重要な大きさでは無いとし却下した。

今回の承認によって仮想通貨市場に大きな風が吹くと予想している人も多いが、大きな風が吹くにはやはり米国でETFが認められてからだろう。




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