初期ICOの上場累積リターンデータ

ICOでは詐欺が多いが平均的には82%の利益を上げている事が判明

「新規仮想通貨公開(ICO、イニシャル・コイン・オファリング)」では世界的に詐欺が流行しており、各国で注意喚起がなされているが、ボストン大学 キャロル・スクール・オブ・マネジメントの研究者が発表した最新のレポートによると、ICO投資家は平均的に見て多くの利益を上げている事が分かった。

レポート「Digital Tulips? Returns to Investors in Initial Coin Offerings」

このレポートでは総額120億ドルを調達した4003のICOを調査し、異なる時間枠に渡ってトークンの価値を追跡している。

この調査によると、トークン販売価格から平均16日保有で上場初日までの平均収益率は179%、60日以内に上場出来なかった場合の損失額を想定してもドルに対し82%の純利益を得ていた事が分かった。上場後30日間で見えると平均して67%上昇となっている。

ICOでは当たり外れは勿論、詐欺が多い事や、投資家側の知識不足は現在もあるが、それでも高い収益率を誇っている事が分かる。発行価格を下回って取引されているICOも多く、また仮想通貨がバブル期であるという指摘もある為に長期的な目線ではまだ分からない点も多い。

研究者もその点を考慮し長期的な結論は出せないとしているが、現在の所はリターンは大きくプラスになっているとしている。

2018年4月30日までの世界の国別ICO件数

2018年4月30日までの世界の国別ICO件数今回紹介のレポートより引用。

初期「新規仮想通貨公開(ICO、イニシャル・コイン・オファリング)」の件数:世界地図

2018年4月30日までに完了したICOの件数で、濃い色になるとICO件数が多い国となっている。

初期ICOの上場累積リターンデータ

初期ICOの上場累積リターンデータ

今回紹介のレポートより引用。

青色:ICOの平均的な買い戻し累積リターン(250日未満の視野の場合)を示しています。

灰色: 投資の平均リターンをトークンインデックスに表示。すべてのトークンの値の加重平均です。

黄色:Bitcoin




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