米独韓などでは医薬品追跡にブロックチェーン技術を利用し安全性を高めている

米独韓などでは医薬品追跡にブロックチェーン技術を利用し安全性を高めている

米国では医薬品流通のセキュリティに関する法律(DSCSA)が昨年発効し、医薬品の移動の検証や認証が行われている。昨年11月からはシリアル番号が付与されていない医薬品の取引は難しくなり、来年からはシリアル番号に加えて、医薬品の追跡に関するデータが無い場合は返品や再配布は不可能になる。

米国貨物運送会社ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)ではDSCSA発効に合わせ、医薬品のシリアル番号を確認・認証を行い、これらの情報を6年間保存・識別・集計・追跡する運用管理システムを作った。これにより医薬品供給システムの全てのトランザクションに関する情報が簡略化され、これらが全ての関与者がリアルたむで確認出来る様になるとされている。

同様に米国貨物運送会社フェデックスも製薬会社と提携し医薬品流通に関するブロックチェーン基盤のインフラを開発する事を今月発表している。

今年3月にはドイツ物流大手DHLがコンサルティング会社アクセンチュアと提携し、ブロックチェーン技術を基に医薬品追跡システムを開発している。

韓国でもブロックチェーン技術を利用し医薬品の生産・流通において安全性を高めなければならないと言う議論が出ている。

23日、勧告の製薬バイオ協会が発表した政策報告書KPBMAブリーフによると、情報通信技術の発展と医薬品流通環境の変化に比べ、勧告の製薬業界の医薬品物流管理システムは単純輸送や保管機能に重点を置いており劣っていると指摘した。

これに関し、近年は温度に敏感なバイオ医薬品の仕様が増えており、既存の物流システムでは医薬品の変質に完全に備える事が出来ていないとしている。実際に今年の5月に、ソウル江南区の皮膚科で変質したプロポフォールを投薬され患者らが集団敗血症を起こしている。

日本ではまだ医薬品追跡の話題が聞こえてこない。




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