ロシア国防省

ロシア国防省がブロックチェーン研究所を設立し攻防に活用へ

ロシア国防省はサイバーセキュリティ攻撃の緩和を目的とし、ブロックチェーン研究所を設立すると発表した。ロシアメディアの報道によると、ERAと呼ばれる国家の軍事技術アクセラレータは、サイバー攻撃を特定し、重要なインフラストラクチャーを保護する為にブロックチェーン技術を利用出来るかどうかを判断する為の実験を開始した。

ERAの優先事項の1つは、重要なデータベースに対するサイバー攻撃を検出して防止するインテリジェントシステムの開発だ。その為に情報セキュリティ専門家チームを編成した。

モスクワに本拠地があるセキュリティー会社カペルスキーのアンチウイルス専門家アレクセイ・マラノフ氏は「ブロックチェーンベースのプラットフォームはサイバー攻撃の痕跡を隠す事を困難にする可能性がある」と述べた。

「ハッカーはデバイスへの不正アクセスの痕跡を隠す為に、デバイス上のアクセスログをクリーンアップする事がある」と説明。しかしブロックチェーン技術を用いた分散型元帳を利用する事で、この事態を最小限に抑えられる可能性がある。

ロシアのアナパに設置された研究所は最終的には第8局の下に置かれる予定となっている。ロシア軍における情報機関「ロシア連邦軍参謀本部情報総局」は防御だけの為に技術開発を行うはずは無いだろう。防御を学び、それを打ち破る攻撃手段を持つ事の方が主な目的の可能性もある。

NATOと米国防総省も2016年に既に軍事利用を目指し始めている。中国では習近平国家主席主導でブロックチェーンの国立研究所を建設し、こちらも軍事利用する事は明白だろう。日本では未だに自衛隊のブロックチェーン活用の話は聞こえてこず、国家主導での研究も無く、大学は攻防どちらにおいても軍事利用に繋がる研究は拒否する状態。このままでは日本の将来は危ういだろう。




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