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icoにおける売り抜けとは?その方法のメリットやデメリットなどを解説

icoにおける売り抜けとは、一体何なのか

icoにおける売り抜けとは実は2つの意味を持つ言葉です。

1つ目は、案件に参加する投資家サイドが利益を出すために使っている戦略の1つとしての意味です。そしてもう1つは、企業側が行う1つの問題行為としての意味になります。

このようにicoという世界における売り抜けという言葉には、大きく分けて2つの意味があるのです。

投資家サイドが使う売り抜けの具体的な意味

icoに参加している投資家サイドが使う売り抜けとは、既に触れたように、投資として利益を出すための方法を指します。具体的な意味の内容を解説すると、投資家が手に入れたトークン・仮想通貨を仮想通貨取引所への上場などをきっかけに起こる価格の大きな上昇時にすべて売ってしまい、利益を確定させるというのが、この投資家サイドにおけるという言葉の意味です。

また、上場時以外にもicoで行われるプロジェクトが成功したりするなどの影響力のあるニュースが流れた時なども価格が大きく上昇する傾向にありますので、そのような時に持っているトークン・仮想通貨を売り抜けるという投資家も多くいます。

投資家達が売り抜けをすることで得られるメリットやデメリット

投資家達が利益を出すためにこの売り抜けという戦略を使うメリットは、大きく分けて2つあります。1つ目のメリットは、利益を出せる可能性が高いということです。icoに参加する投資家達の中には、長期間保有して大きな利幅を狙うという戦略を取っている方たちもいます。

しかし、長期保有で大きな利幅を狙う戦略は成功すれば大きなリターンが得られますが、失敗すると途中まで利益が出ていたのにも関わらず最後にはほとんど利益がなくなってしまう、もしくは損失を出してしまう可能性も同時大きくなってしまうのです。しかし、この戦略では上場時などの大きく価格が動いて利益が出た時点で、その利益を確定します。そのためせっかく出た利益を0やそれ以下のマイナスにしてしまう可能性を減らすことが出来るのです。これは利益が出た時に売り抜けるという戦略ならではの大きなメリットと言えるでしょう。

そしてもう1つのメリットは、利益確定までの期間が比較的短いことが多いことにあります。icoで発行されるトークンというのは上場前に手にすることができますが、そのトークンを手にしてから価格が大きく上昇することが多い上場などのイベントまではあまり長くないことが多い傾向にあります。

つまり売り抜けて、利益を確定させるまでの期間が短いことを意味するのです。利益を確定させるまでの期間が短いと値動きなどから起こる精神的な負担が軽くなりますし、さらに確定させた利益を元にして新たなicoに参加出来るようになる、と言ったメリットもここから得ることができるのです。

このように投資家たちが売り抜けという戦略を選択することで得られるメリットというのは数多くありますが、同時にデメリットも存在します。例えば、将来的に得られる大きな利益を得られなくなるということです。先程も触れましたが仮想通貨というのは短期間に価格が上昇し、その後に下降して価値を失ったりすることがあります。

しかし、反対に価格が上昇した後に、そのまま価値を上昇させていくこともあるのです。そのような場合、売り抜けという戦略を取っていると、本来保有していれば手に入れられる大きな利益が得られなくなります。また、売り抜けるまでイベントなどの情報を日常的に細かくチェックしておかなければならない負担がある、というのもデメリットの1つです。このように売り抜けという戦略にはデメリットもありますので、必ずメリットがデメリットを上回るような時にのみ、この戦略を実行するようにしましょう。

企業が使う売り抜けとは

ここまでは投資家サイドが使う意味について説明してきましたが、最初にお話したように企業側が使う場合というものも存在します。企業が使う売り抜けの意味は、簡単に言えば詐欺のような意味です。

具体的には、例えば企業が何らかのプロジェクトを成功させるためにicoを行いますが、その際には投資家達に対して様々な情報を提供して、発行するトークンを購入してもらいます。そして資金を集めた後に意図的にプロジェクトを発足させずに、icoを投資家達に売り抜けて逃げてしまうのです。このように企業側に対して使う場合には、悪い意味を持つ言葉になるのです。

この企業側の売り抜けを防止するために一般社団法人の分散技術総合研究所が案件の透明性を高める特殊な技術や仕組みを作り、2018年の1月に既に無料で公開されているので、売り抜けによるトラブルは起こりづらくなっています。しかし、企業側の売り抜けが完全に防げるようになったわけではありませんので、投資家の方達は投資した資金が無駄にならないように、様々な情報をしっかりと収集して可能な限り予防できるよう十分に注意する必要があるでしょう。




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