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ソニーがICカードを使用した仮想通貨ハードウェアウォレットを開発

ソニーが8月に申請した特許で仮想通貨に関するセキュリティリスクを改善する方法について述べられていたが、その技術を利用した商品が正式リリースされる日が近いかも知れない。

ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)はプレスリリースで、安全性の高いオフライン環境にビットコインやその他の仮想通貨を保存しながら、安全性の低いオンラインストレージの利便性を維持する為に使用できる、仮想通貨ハードウェアウォレットを開発したと発表した。

ソニーはオンラインであるホットウォレットのセキュリティについて以下の様に解説。

現在、多くのユーザーは仮想通貨を購入しオンラインのウォレットをしようして取引を行っています。秘密鍵が他の人に知られている場合、他の人が秘密鍵に関連付けられた仮想通貨を使用する可能性があります。

取引所のウェブサイトやオンラインウォレットサービスは、プライベートキーはユーザーではなくオンラインウォレットオペレータによって管理されます。つまり、ユーザーはウォレット自体にアクセスできますが、個人用の秘密キーは管理しません。

従って、ユーザの秘密鍵を管理するオンラインサーバが不正アクセスを受けて秘密鍵が漏洩した場合、そのユーザが保持する仮想通貨が他人によって使用されるリスクがある。

オンラインだと利便性は非常に良いがセキュリティに問題がある。更にオフラインであるコールドウォレットのメリットについても解説。

ハードウェアウォレットは、オンラインネットワークに接続されたPCまたはスマートフォンとは独立し、このオンラインサーバーへの不正アクセスによる秘密鍵の漏洩のリスクを回避するために、ユーザーが秘密鍵を管理するデバイスです。

これにより、オンライン・ネットワークから独立したハードウェア・ウォレットに秘密鍵を格納することにより、オンライン・ネットワークを介した不正アクセスを防止し、秘密鍵を安全に管理する事が可能になります。

オフラインだと利便性は非常に悪いがセキュリティは強固になる。どちらにもメリット、デメリットがあるが、それぞれの良さを取り入れつつセキュリティも強固に保つ方法を採用したのが、今回のソニーの商品だ。

ソニーが非接触ICカード型ハードウェアウォレットを開発

ソニーが非接触ICカード型ハードウェアウォレットを開発

ソニーCSLは長年培ってきた非接触ICカード技術のノウハウを応用し、相互認証・暗号通信技術を含む非接触ICカード型ハードウェアウォレットを開発しました。
ICカード・タイプのハードウェア・ウォレットは、USBを介してPCに接続する典型的な既存のハードウェア・ウォレットとは異なり、小型でポータブルで便利です。また、信頼性の高い改ざん防止モジュール付き秘密鍵をICカード内に確実に生成して格納する事が出来る。

このICカード型暗号化ハードウェアウォレット技術は、暗号化トランザクションに使用される秘密鍵を管理するだけでなく、ブロックチェイン技術を利用して個人情報を使用するなど、他の目的で使用される秘密鍵も管理します。これは、複数の可能なアプリケーションを備えたインフラストラクチャー技術です。

上記の様に新商品に採用する技術について説明している。




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