スイス

スイス銀行が仮想通貨関係事業者の口座開設を認める方向に

10月4日、スイス銀行組合(SBA)がこれまで認めていなかった、法人口座を開く仮想通貨やブロックチェーン企業のためにガイドラインを発表した。発表の中で、スイスのブロックチェーン企業の数は急増しており、SBAはその傾向を歓迎し、スイスの金融センターとしての魅力を高める為、好感を持っているとしている。

ソース:スイス銀行組合

SBAは「銀行はブロックチェーン技術を金融と技術の立場として、国の可能性を広げる機会と見ています。SBAはデジタル化の分野でイノベーションに優しい環境を促進し支援する」と述べている。

ブロックチェーン技術は、特にマネーロンダリングに関するリスクが高く、口座を開設する事は銀行に様々な課題をもたらす。それに関し、スイスは金融取引を管理する厳格な法律とデューディリジェンス(価値やリスクなどを調査する事)要件を定めている。従って口座開設時に厳重なチェックが行われる。

ガイドラインでは、銀行がブロックチェーン技術を使用している性質に応じ、口座開設の際に差別化したアプローチをとる事を支援するとしている。

現在スイスには「イーサリアム」を運営する財団や350以上の仮想通貨関連事業者の本社があり、世界有数の仮想通貨関連企業集積地となっている。一方でスイス銀行の守秘義務はマネーロンダリングやテロ対策の観点から国際的な非難を浴びる事も多かった為に、口座開設時に厳重なチェックが行われる様になった。

そういう事から、仮想通貨事業者が国外へ流出する懸念があった為、今回のガイドライン発表に至った。




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