ICOのトークン配布について知っておきたい事

そもそもトークンとは?

icoを使うなら必ず出てくるのがトークンの配布です。それではそもそもトークンとはいったい何なのかという話になりますが、これは引換券のようなものだと考えてください。

あるプロジェクトへ投資をした際に、そのリターンとしてトークンを受け取ります。そしてこれを使うことによって、仮想通貨に交換できたり会員権を取得できたりします。単純に金銭的な価値を持つものだけではなく、何らかのサービスで割引をしてもらえるなど会員特典を得られるものだと考えればわかりやすくなります。

ほかにもトークンの保有数に応じて収益が得られるようになるものもあるなど、そのプロジェクトによってトークンの価値も変わってきます。

トークンはどのように受け取るのか

icoで出資をすること自体は簡単なもので、指定されたアドレスへ対応をしている仮想通貨を使って送金をするだけです。そしてその入金が確認された後で、トークンが配られることになります。

ここでポイントになるのは、トークンを受け取ることのできるウォレットを持っているのかどうかです。引換券と言っても電子的なものであり、それはどこかに保存しなければいけません。専用のコードだけをもらって使いたいときに入力をするというものではないので、受け取るための器が必要になります。

これはトークンの受け取りに対応をしたウォレットを用意するだけなのですが、もし対応しているウォレットを持っていなければ、単にお金を出しただけで終わってしまうので注意をしてください。ボランティア的にお金を払っただけとなり、そこで文句を言っても対応をしてもらえない可能性は高いです。

実際に受け取る場合は、そのプロジェクトの主催者からメールが送られてくるので、そこに書かれている内容に従って操作をするだけです。

受け取るためには本人確認が必要な場合もありますが、操作自体は難しいものではありません。ただし海外のプロジェクトに投資をしたらメールは英語などで送られてくるところに注意をしてください。最近は便利な翻訳サービスがあるので、それを使って内容を把握できるようにしましょう。

海外とのやりとりで自分の個人情報を入力することに抵抗がある人もいますが、これは自分で信じられるのかどうかを判断して決めることになります。中には詐欺行為が行われているプロジェクトもあるので、そのリスクについてもしっかりと考えるようにしてください。

もうひとつ気をつけたいのは、メールがしっかりと受信できる環境にあるのかです。普通のやりとりなら問題はなくても、海外からのメールや知名度の低いドメインをブロックしてしまうメールサービスがあります。これが原因でメールに気づかず、いつまで経ってもトークンが受け取れないと言うことも起こるので気をつけましょう。

配布されたトークンはどのように扱うのか

実際にトークンを受け取った後は、その人自身で好きに扱うことができます。所有してしかるべきタイミングで使うことによって特典を利用することもできますし、値段が高騰したところを見計らって他者に売却することもできます。

icoが投資として使われている理由の一つが、このトークンの売却です。人気のあるプロジェクトはすぐに終了をしてしまいますが、そこで得られたトークンに高い価値があると判断されると、市場での価値がどんどん上昇していきます。そして結果的に出資をした金額よりも高くなったら、売却をすることで差額による利益が得られるようになるのです。

以前は多くのプロジェクトで活用できる方法でしたが、その後は高騰するプロジェクトの数も絞り込まれており、簡単に利益を出すことが難しくなりました。実際には投資を募るプロジェクトが増えすぎてしまい、伸びにくくなっていることも原因です。

もちろんまだまだ多くの可能性を秘めているものなので、現在も多くのプロジェクトが生まれては終了をしています。サイクルが早くなったことで情報をチェックすることも大変になりましたが、極端な利益を望まなければ安定した方法で出資もできるので安心してください。

トークン配布が遅れているプロジェクトには要注意

送金をしたのにトークンがなかなか送られてこないというときは、そこから大きなトラブルが起きてしまう可能性があります。主催者側はあれこれ理由をつけて遅れていることを説明していますが、トークンは本来ならすぐに送られてくるものです。

出資によって得られた仮想通貨が高騰したらそのコインを自分たちで売って利益を出し、逆に価値が割れてしまったらトークンを提供する。これによって損をしない方法でお金を集めているプロジェクトもあります。

時には即時決断も必要になりますが、実際にそのプロジェクトに出資をした人の口コミ情報をチェックしての判断も重要です。少なくともお金を出しただけで損をすることがないように、しっかりと情報を見極めて投資をできるようにしてください。




関連記事一覧