ICOで資金繰りができる自作トークンの作り方!

フリーコインである仮想通貨のトークンを自作する?

仮想通貨の最大のメリットは著作権の無い通貨だということです。これまでの国際金融機関が規制管理をしてきたドルやユーロや円といった既存通貨には、通貨発行権という揺るがしがたい法律によって堅持されていて、お札偽造はとても大きな罰則規定で禁止されてきました。しかし仮想通貨に限っては、この法律が及びません。つまり個人でさえも、自由に新規通貨を開発してicoによる一般公開をすることで、自由にオリジナルトークンを流通させることができるのです。もちろん、人気と信用の無いトークンでは、誰も相手にしてくれないのは言うまでもありませんが、利用目的を限定する事で、一部のユーザーが付き、小さくても機能的なコミュニティを育てる事は十分に可能です。

例えば、けん玉がものすごく好きな方が集まるサークルで、オリジナルな仮想通貨を作ったとしましょう。それをサークル内のお金として使う事ができます。もちろん既存のプラットフォーム・ブロックチェーンシステム上で造ったコインですから、サークル外の方も任意で参加できます。一般公開をする場合は取引所に上場してicoの形でリリースする事になるでしょう。こうしてあちこちの地域のけん玉サークルが共有するようになれば、かなり流通力も出てきますので、そのコミュニティがクレジットを担保して、通貨としての価値を高める事もできるのです。

 

オリジナルトークンの作り方と発行方法は?

仮想通貨のオリジナルトークンをスマホアプリで作ることができると知ったら、きっとあなたは驚くかもしれません。仮想通貨に関しては、イーサリアムなどのオープンソースのプラットフォームが自由に利用できるのです。ですから、後はアプリを使って独自の暗号パターンを持った通貨を作成するだけでOKです。これは子どもの時に作った『肩たたき券・お買いもの券』と同じレベルの作業で、難しいアルゴリズムの方程式など知らなくても大丈夫です。作り方は公式サイトで提供されているプログラミングサポートなどを利用して、それを自分なりに改変し、後は既存のプラットフォーム上で発行するといった手順になります。

最近では、コンピュータ技術に詳しくない方でも簡単にオリジナルブランドの仮想通貨をリリースできるようにと、プラットフォームアイテムの中に『仮想通貨を発行する』という機能を搭載しているケースが増えてきました。特にイーサリアムのプラットフォームならば、説明書を見ながら素人の方でもリリースできる手軽さになっています。

 

自作コインでできる事はなに?

実際に発行している方々は、その自作通貨でクラウドファンディングを行っています。プロジェクトは様々で、海外の製品の個人輸入サービスだったり、町工場レベルの最先端技術開発の資金だったり、あるいは産地直送の野菜を、農家さんが宅配と提携して全国へ注文販売するプランだったりと、このようにクラウドファンディングなら、出資者があればどのようなテーマのプロジェクトでもOKとなります。もちろん出資者は現金を提供するので、その見返りとなるモノをある程度用意しておく必要があるでしょう。事業を展開する中でのプレミアムなサービス、あるいは自作通貨の上場など、いわゆるホワイトペーパーなどをきちんと発行して、ico後の将来性を担保していく努力も必要です。

あるいは取引所が独自トークンを発行するパターンも多く見られます。その資金で新たなハード・ソフトの開発や、売買高を高めるキャンペーンなどを打って行きますから、取引所自体の営業成績がアップしていく可能性があります。そうすれば購入した独自通貨に価値が出て、それが利益となるでしょう。また長崎のレジャーランド・ハウステンボスは、早くから施設内の支払いをテンボスコインで賄っています。このパターンは既存の銀行も盛んに行うようになりました。三菱UFJではMUFGコインを既に発行しています。

これらを参考にするならば、いま活動しているサークル活動や、地域のコミュニティ活動、商店街共通のポイント付きアルトコインなど、利用者内でのコンセンサスが得られる場合にのみ、独自通貨が流通する可能性があります。自作通貨を利用するメリットは、資金調達に利息付の融資を受ける必要がない事です。もちろん銀行や消費者金融の様な厳しい審査はありませんし、借金返済の必要もありません。これまで企業できなかったプロジェクトやプランを始めるハードルがかなり低くなったと言えるでしょう。

ただし、集まる資金額に関しては、それほど大きなものは期待できないかも知れません。自作通貨を購入してくれる人が集まらなければ、ファンディング自体が成立しません。つまり全てが自己責任の上で行われる作業なので、その点を理解しておくようにおすすめします。自作通貨なら自分の身の丈に合った事業展開・サークル展開が見込めますし、オリジナルトークンで運営されるコミュニティは、また違った進展や展開が生れる希望も出てくるでしょう。




関連記事一覧